ドローンを使った牛飼いがオーストラリアで始まった

はじめに

何かと世の中はドローンがブームだ。

面白そうなドローンの話題があったので紹介する

オーストラリアでのドローンを使った牛飼い

ABC Newsの記事で「Mustering by drone is cheap and safe but regulatory red tape stands in the way for many」というのが出ていた。

  • 広いオーストラリアの牧場ではヘリコプターで牛を追う。
  • ヘリコプターで地面ギリギリを飛ぶために事故が多い
  • ドローンを用いることで無人となり安全性が確保できる
  • 夜間でも飛ばせる

牧羊犬では?

そこそこの範囲で牛飼いするのであれば、牧羊犬という手もあるだろう。

NETFLIXでシリーズ「Muster Dog」という番組を見たことがある。
それを見て学んだことは以下のポイント。牧羊犬だけに頼れない事情がよくわかる。

  • 牧羊犬は貴重な資産。
  • 戦力となるまで3年かかる。
  • 上記番組では子犬を1年でどこまで戦力化できるか?をやってみている。手練れの牧羊犬使いが1年ほぼ付きっきりでやれば・・・という結果。
  • 教育まで含めてオーストラリア全土で必要な数をそろえるのは困難

では今後は?

ヘリコプターと対抗するにはドローンでは足の長さが不十分であり、牧羊犬では調達期間とコストが高すぎるということが問題。それぞれのバランスの長短を見て、新しい選択肢が加わったという見方が正しいのだろう。

これからはドローンも選択肢に加えて、ドローンの性能向上と合わせて活用が進んでいきそうだ。
地域展開としても今回はオーストラリアから始まっているが他国にも広まっていくだろう。
すでに日本でも農業用ドローンは一般化しつつある。今後は日本でもほかの第一次産業にも広がっていくのが楽しみだ。


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