[映画レビュー]ザ・コンサルタント(原題: The Accountant) 自閉症の人物を主人公にした勇気を称賛したい

2016年アメリカ映画。
個人的評価、高め。

数字に強いことをいかし、会計士となった男の物語。

監督の提示したプロットに、自閉症の主人公を据えたのは脚本家のBill Dubuqueの手腕。これには勇気が必要だったろう。見事に話をまとめている。自閉症の人間が銃を持ち暴力をふるうというプロットは、公開当時は紛糾しただろう。それをまとめて公開に踏み切ったのだからアメリカらしい(日本制作ならなら果たしてどうなったことか)

Los Angeles Timesのインタビュー記事でBill DubuqueはAutism Speaksという自閉症を扱う団体にもコンタクトし、そのうえで映画を公開していることを明らかにしている。気配りも欠かしていない。

今度は同じ脚本家のOzarkも見てみようと思う。

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